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モバイルとデスクトップのリダイレクト比較

1 つの URL をデスクトップ版 Chrome と iPhone の Safari として 2 回チェックし、2 つのリダイレクトチェーンを並べて比較します。モバイルの訪問者を予期しない場所に送る、デバイス別のリダイレクトを見つけられます。

モバイルとデスクトップでリダイレクトが異なる理由

サイトの中には、User-Agent ヘッダーから判定した訪問者のデバイスに応じて、転送先を決めるものがあります。典型的な例は、別立てのモバイルサイト(m.example.com)、アプリのダウンロードページ、ストアや地域の選択ページ、広告のランディングページです。この判定ロジックに誤りがあると、モバイルの訪問者はトップページやエラーページ、あるいはたどったリンクとは無関係なページに行き着いてしまいます。

Google は主にページのモバイル版をクロールしてインデックスに登録するため、モバイル向けのリダイレクトが壊れていると、ユーザー体験だけでなく検索での露出にも悪影響が出ます。

比較の仕組み

TrueURL は同じ設定で URL を 2 回チェックし、ユーザーエージェント(User-Agent)だけを変えます。1 回目は Windows 版の最新のデスクトップ Chrome、2 回目は iPhone の Safari です。2 つのリダイレクトチェーンが最終 URL とステータスコードとともに並べて表示されるため、違いがひと目でわかります。

変わるのは User-Agent だけです。JavaScript で画面サイズに応じて表示を切り替えるサイトは、実際のスマートフォンでは見た目が異なっていても、両方の列で同じ結果になることがあります。Android の Chrome や Googlebot など、他のユーザーエージェントでテストするには、リダイレクトチェーンチェッカーの詳細設定でプリセットを選んでください。

正しい結果の例

  • レスポンシブなサイト:両方の列が同じ最終 URL で終わります。これは Google が推奨する構成で、最も管理しやすい方法です。
  • モバイル用の別々の URL:デスクトップは www.example.com/page にとどまり、モバイルはモバイル版のトップページではなく、内容が対応する m.example.com/page に転送されます。デスクトップ版のページでは <link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="https://m.example.com/page"> でモバイル版の URL を示し、モバイル版のページには、デスクトップ版を指す canonical タグを設定します。
  • 動的な配信:URL はどちらも同じで、HTML だけが異なります。キャッシュが 2 つのバージョンを混同しないよう、レスポンスに Vary: User-Agent を含める必要があります。

モバイル向けリダイレクトのよくある間違い

  • 不適切なリダイレクト:すべてのモバイル訪問者を、対応するページではなくモバイル版のトップページに転送しています。
  • モバイル版ページの欠落:モバイル版のないデスクトップページが、エラーページにリダイレクトされます。その場合はデスクトップ版のページを表示してください。
  • 一方向だけのリダイレクト:モバイルユーザーはリダイレクトされるのに、m. のリンクを開いたデスクトップユーザーはデスクトップ版のページに戻されません。
  • アプリのインタースティシャル:アプリストアへのリダイレクトや全画面のアプリバナーが、訪問者が見に来たコンテンツを隠してしまいます。
  • モバイルだけの余分なホップ:デバイス判定サービスやトラッキングサービスを経由する寄り道で、低速なモバイル回線では特に大きく影響します。

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よくある質問

比較にはどのユーザーエージェントを使っていますか?

Windows 版のデスクトップ Chrome と iPhone の Safari で、どちらも最新のバージョン番号を使っています。実質的にすべてのデバイス判定コードが、前者をデスクトップ PC、後者をスマートフォンとして認識します。

Google が見るのはモバイルとデスクトップのどちらの結果ですか?

主にモバイルの結果です。Google は主に Googlebot スマートフォンでウェブをクロールしてインデックスに登録しており、その User-Agent は Android スマートフォンの Chrome とよく似ています。モバイルの列が誤ったページで終わっている場合、Google はそのページをインデックスに登録する可能性があります。サイトが Googlebot の User-Agent に何を返すかを確認するには、リダイレクトチェーンチェッカーの詳細設定で「Googlebot(スマートフォン)」のプリセットを使ってください。ただし、IP アドレスで Googlebot を検証しているサイトは、それでも TrueURL に異なる応答を返すことがあります。

モバイル用の別々の URL(m. サイト)は SEO に不利ですか?

サポートされてはいますが、正しく運用するのは難しくなります。すべてのページに対応するモバイル URL、正しいアノテーション、双方向のリダイレクトが必要です。Google はレスポンシブウェブデザインを推奨しており、この方法ならデバイスによるリダイレクトそのものが不要になります。m. サイトを運用している場合は、リリースのたびに主要なページをここでチェックしてください。

スマートフォンではサイトの見た目が違うのに、両方の列が同じになるのはなぜですか?

サイトがサーバーサイドのリダイレクトではなく、レスポンシブな CSS や JavaScript によってブラウザー側で表示を切り替えているためと考えられます。これは推奨される方法で、比較すべきデバイス別のリダイレクトがないことを意味します。

Android スマートフォンやタブレットなど、他のデバイスも比較できますか?

このツールでは、デスクトップ版 Chrome と iPhone の Safari を比較します。他のデバイスについては、リダイレクトチェーンチェッカーの詳細設定を開き、Android の Chrome などのプリセットを選ぶか、任意の User-Agent 文字列を貼り付けて、チェックを実行してください。

デバイス別のリダイレクトでモバイルページは遅くなりますか?

はい。リダイレクトのたびに、ページの読み込みが始まる前に 1 往復分の通信が必要になり、モバイル回線は固定のブロードバンド回線よりレイテンシが高くなります。www から m. へのリダイレクトだけでも、はっきりわかるほどの遅延が生じることがあります。遅延はリダイレクト速度チェッカーで計測できます。